ついに!
平成30年4月1日菅義偉(すが よしひで)官房長官から新元号の発表があり
5月1日、元号が「平成」から「令和」へと変わりましたね。
皆様は元号が変わる瞬間、どのように過ごしましたでしょうか!
私は4月に新元号の発表があり、「令和」とはどういう意味なんだろう?
と疑問に思いました。もちろんニュースになっていたので意味をご存知の方の方が多いと思いますが、では「昭和」「平成」の由来がご存知だったでしょうか!
今回は、
〈今さら聞けない?〉元号の由来
について話していきたいと思います!
『令和』(れいわ) (2019年5月1日〜)
まずはじめに、「令和」には、
〈人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開く〉
という意味があるそうです。
意味の由来は『万葉集』から来ているそうです。
梅花の歌三十二首の序文
梅香の歌三十二首 序を幷(あわ)せたり
天平二年正月十三日に、帥老(そちろう)の宅(いえ)に暑あり、宴会をのぶ。
初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)に披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香に薫る。
〈令月〉には〈何事をするにもめでたい月〉という意味があるそうです。
「令和」でもみなさんにとってもめでたい時代になるといいですね!
『平成』 (1989年1月8日〜2019年4月30日)
「平成」の元号を公表されたのは、当時官房長官をされていました小渕恵三さん。
「平成おじさん」として知れ渡っていますよね。
この小渕さんは後の1998年第84代内閣総理大臣に就任しています。
「平成」とは、
〈天地、内外共に平和が達成される〉
という意味があります。
意味の由来は『書経』大禹謨(だいうぼ)の「地平天成(地平らかに天成る)」
そして、『史記』五帝本記の「内平外成(内平かに外成る)」からきているそうです。
この二つを合わせて、〈天地、内外共に平和が達成される〉
という意味の「平成」というわけですね!
『昭和』(1926年12月25日〜1989年1月7日)
「昭和」といえば、『光文事件』が有名ですね!
端的に説明しますと、ある記者が新元号を誤報してしまった事件です。
さて、「昭和」とは、
「国民の平和と世界の共存繁栄を願う」
という意味が込められており、由来は「平成」と同じく『書経』から。
〈百姓昭明、協和万邦〉という記載があり、そこから二文字を抽出し
「昭和」となりました。
まとめ
今回は、「令和」「平成」「昭和」の意味と由来について記述させていただきました。
どの元号も人々の〈平和〉を心から願う日本人の清らかな心を体現しているように感じます。素敵な世の中に、そして日本人として生まれることができて幸せですね。
それでは今回はこの辺で!See you next time!